15年くらい前にオフ会に行った話
今まで話すのを避けてきましたが、私はオフ会に行ったことがあります。
私がインターネットをするようになったのは、中2のとき。
中2とか、一番やばい年齢です。
しかも当時はインターネットとかやってる人のほうが少ない。
ネットリテラシーという言葉なんて生まれるずっと前です。
むしろ、みんなどこか痛かったように思います。
今思うと、リア充はネットしなかったんでしょうね。その時代。
そこへ、文学少女くずれの女子中学生が入っていくと、もう暴走機関車なわけですよ。
ということで、私はひとつのコミュニティサイトにいきつきます。
私より何歳か上の、女子高校生が運営するサイトでした。
今でも活動してる方なので名前は伏せます。
そこには女子中高生、大学生がたまっていました。
チャットや掲示板でワイワイしていて、とても和やかな雰囲気。
そこで私は、なぜかオフ会に参加したくなってしまったのです。
場所は確か浅草。みんなで花やしきに行ったと思います。
あれ、豊島園だったかな?
確か地味な遊園地のうちのどれかですね。
運営していたAちゃんはとてもかわいらしい方でした。
Aちゃんはイラストを描く子だったのですが、かわいらしいイラストのイメージぴったり、
ほんわかしたおねえさんという感じ。
他の参加者も、一人でオフ会に乗り込んだCHUBOUの私にとても優しかったのです。
男性も何人か参加していました。
そのなかのひとり、Bくんという男性。
チャットや掲示板ではオラオラ系()という感じで、俺はモテるんだぜというエピソードをよく披露していたBくん。
きっも!!!!
きっも!!!!
絶対女抱いてないだろうが!!!このネットやりちんが!!!
と思った私ですが、
ここは優しい世界。
そんなこと思っても言えるわけがありません。
みんなで和気あいあいと過ごしていたところ、
もう一人の常連さんCくんが途中参加することになりました。
チャットのやりとりでは、Cくんは落ち着いたお兄さんタイプの男性という印象でした。
どんな人かな?と合流を待っていたところ、
おっさんやないか!!!!!!!!!!!!!!!!
なぜ中高生のコミュニティサイトに出入りしてるんや!!!!
Cくんというかもう、Cさんと呼んだほうがいい感じでした。
呆然とする私。
そこへ、サイト運営者のAちゃんがそっと耳打ちしてきました。
「Bくん並みにきついねwwwwwww」
おわり。