読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

思考のごみばこ

ゴミはゴミ箱に、思考はインターネットの海に

「花とアリス殺人事件」を観ました

渋谷で「花とアリス殺人事件」を観てきました。

岩井俊二監督が初の長編アニメーション監督に挑んだ作品で、

2004年に公開された実写映画「花とアリス」の前日譚となる物語」

だそうです。

(公式HPから引用)

 

花とアリス」は岩井俊二の代表作のひとつです。

花とアリス 特別版 [DVD]

蒼井優の不思議な存在感が作品にぴったりハマっていて、日本の女子高生ってかわいいな〜って思う作品。

わくわくする!とか、面白くて目が離せない!という映画ではないのだけど、

独特の雰囲気がなんだか心地よくて好きな映画のひとつです。

先日公開されたのは二人の中学生時代のはなし↓


映画『花とアリス殺人事件』公式サイト

公式HPのあらすじ引用・・・

前作で主人公の2人を演じた鈴木杏蒼井優が今作でも声優を務め、

2人の少女の出会いを描いた。

転校してきた中学3年生の有栖川徹子(アリス)は、1年前の3年1組で起こった「ユダが、

4人のユダに殺された」という奇妙な事件の噂話を耳にする。

アリスの隣の家は「花屋敷」と呼ばれ、近隣の中学生に怖れられていたが、

そこに住むハナという人物がユダについて詳しいはずだと教えられたアリスは、

花屋敷に忍び込み、そこで不登校のクラスメイト・荒井花(ハナ)と出会う。

 

あらすじ見てもよくわかんなくないですか?

私も「は?」という感じでした。

そして私はびっくりするほどアニメに興味がなく、ジブリですらほとんど観ないという・・・。

正直花とアリス殺人事件がアニメということで

花とアリスは好きだし、前日譚も気になる、、、でもアニメか。しかもあらすじが軽く電波入ってんだけど」

と思ったのです。

でも絵も可愛いし、岩井俊二の世界観も好きなので、観てみたいなと。

そういう魅力がこの監督の作品にはある。

リリィ・シュシュのすべて」も、初めて観たときの感想は

「いろいろ起こったけど、、、いまいちわけわかんねえな?」

だったのですが、

そのあと何度も観返しているという。麻薬か?w

 感じる映画

前置きが長くなりましたが。

花とアリス殺人事件」、面白かったですよ。

花とアリス」ワールド全開というか、期待を裏切らない感じでした。

ふわふわした感想で申し訳ないのだけれども、

「映画」を観たというよりもむしろ、ひとつの絵のような、歌のような。

ストーリー展開はさほど・・・オチ?もさほど・・・

なんだけど、この映画はそれを言っちゃダメな気がします。

考える、理解するよりももっと非言語的に楽しむというか、

強いて言うなら「感じる」映画ですかね。

 

おすすめポイント1 「女子」の動き

なにげに感動したのが、女子特有の動作の再現度の高さ!

女子中高生の仕草って、面白いんですよ。

大人の女性にはできない、ちょっと小動物っぽい動き。

それがすごいリアルに描かれていて、すごいなぁと思いました。

 

おすすめポイント2 「媚びない」

花とアリス」 もそうだけど、この「花とアリス殺人事件」は、

女子中高生の媚びない魅力も見どころの一つだと思います。

もちろんお年ごろだから、「恋」が大きなテーマのひとつなんですが、

男の子に媚びてないんですよねえ。主人公二人が。

人って恋をすると、多かれ少なかれ計算高くなると思うんですよ。

大人になればなるほどそうかもしれない。

一方「子供」ってもっと本能に忠実というか、

「相手に好かれたい」という思いよりもむしろ、自分の気持ちが先に立つ気がします。

まずその人のことが好きで、自分がその人に相手にされるかどうかなどは関係ない。

だからそこには、相手に媚びる余地があまりないんです。

それが清々しくうつるんですよね〜。

いろんな意味で「性」を感じない「恋」。

 それが汚れちまったアラサーにはまぶしくうつりました。

もうこんな恋できないんだろうなぁって。