思考のごみばこ

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北のカナリアたち

昨日みた「北のカナリアたち」の感想をちょこっと書こう。

☆彡公式サイト
映画『北のカナリアたち』|東映創立60周年記念作品

☆彡あらすじ
北海道の離島に降り立った小学校教師、川島はる(吉永小百合)。
夫・行夫(柴田恭兵)と共に赴任してきた彼女が受け持つことになったのは
6人の生徒たちだった。

彼らの歌の才能に気付いたはるは、合唱を通してその心を明るく照らしていく。
「先生が来るまで学校がつまらなかった」
そうこぼしていた子供たちの顔にも笑顔が溢れるようになる。
そして大自然に響き渡るその歌声は、島の人々の心も優しく包み込んでいった。
そんな時、心に傷を抱えた警察官・阿部(仲村トオル)が島へやってくる。
人知れず悩みを持っていたはるは、
陰のある阿部と自分を重ねるかのように心動かされていく。
ある夏の日、生徒たちと行ったバーベキューで、悲しい事故が一同を襲う。
子供たちは心に深い傷を負い、はるは、心配する父(里見浩太朗)を一人置いて、
追われるように島を出ることになる。
しかし、島を離れた後も心に残るのは6人の生徒たちのことだった。

20年後、東京で図書館司書として暮らすはるに生徒の一人が起こした事件の知らせが届く。
「なぜ、あの子が……」真相を知るため、
はるは6人の生徒たち(森山未來満島ひかり勝地涼、宮紾あおい、小池栄子松田龍平)との再会を心に決め、北へ向かう。
久しぶりに再会した彼らの口から語られるのは、20年間言えずにいた想いだった。
それぞれが抱えていた後悔が大きな傷となり、
今も心に残っていることを知ったはる。
そして自身もまた、心に閉じ込めていた想いを6人に明かすのだった。

明らかになる真実が止まっていた時間を氷解し、物語は感動のクライマックスへ動き出す。

!以上、公式サイトからコピペ。

★みどころ★

1、北の大地!

  一緒に観た友達とも話したけど、
「北の大地を見せてさしあげましょう!!!ご堪能ください!」
という感じ・・・。
対話がこの映画の軸なんですが、無駄に吹雪のなかを歩きながら話したりする。
おいおい寒いだろ中に入れよ!!!とつっこみたくなりました。
それでもやっぱり、綺麗。スノーボードに行きたくなった!
夕日や海辺の風景など、日本の自然は素晴らしいなと。

2、吉永小百合のキスシーン

これは単純に、びっくりしました。
見ちゃいけないものを見た感じで。
誰としたかもみどころ。

3、「すき」というセリフ

ネタバレになるので詳細は明かせませんが・・・。
いきなりの「すき」!!!
えええええ〜!!!すき!?
このシーンは友達もオイオイと思ったらしい。

4、生徒の清らかな歌声

生徒の歌声が綺麗!心洗われる感じです。
特に合唱が好きなわけではないけど、良かった。
どちらかと言うと地味なこの物語に、華を添えていたと思う。

5、森山未來の演技

森山未來だけじゃなくて、俳優陣が素晴らしかった。
森山未來の子ども時代役の子役も良かったな〜。
彼の演技で泣きましたわ。
脇役も豪華で、演技下手すぎてしら〜っとすることがなくてよい。


★まとめ★
結末もそこまで衝撃的でもないし、
ミステリーとしてはそこまで・・・って感じ。
だけど、ちょっとしたタネ明かしがいくつかあって、
それが物語に深みを出しているように思いました。
湊かなえ原作だからってミステリーとして期待するとアレだけど、
ヒューマンドラマとしては素晴らしいっす。