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思考のごみばこ

ゴミはゴミ箱に、思考はインターネットの海に

レオナルド・ディカプリオ×クリント・イーストウッド


星4つ★★★★

私は好きです。
FBI初代長官のJ.エドガー・フーバーについての伝記(分析?)映画です。
謎の多いJ.エドガーについて多角的に撮っている感じ。
いろんな意味で「怪物」だったんだなぁと思いました。
私が思うに、歴史に名を残す人物って、尋常ならざるレベルの利己的な人が結構いるんじゃないかな?
この人はかなり派手にやってたから目立つけど・・・。


ずっと母親と一緒に住んでいたり、吃音の癖があったり、右腕であるトールソンとの微妙な関係であったり。
偏屈で差別主義で利己的なんだけど・・・なんだか憎めない人物に思えました。
レオナルド・ディカプリオの演技も、私は良かったと思う。

以下、ネタバレ。


印象的だったのは、母親が亡くなった時に母親の服を着て泣くシーン。
「女々しい男は嫌い」と言われて、自分のセクシャリティを真っ向否定され、憎んでも仕方がなかったのに、
それでもずっと一緒に住んで、大切にしていた母親。
亡くなったときは、解放感もあったかもしれないし、自分の一部が消えたような感じにもなったのかな。


あとは、トールソンがフーバーの死体に、真っ先に布団をかけるシーン。
あのシーンで、トールソンのフーバーへの愛情が感じられて、なんだか感動しました。
ハードなラブシーンがあったらひいちゃったかもしれないけど、こういう何気ないシーンにやどる愛情表現って、いいですね。


こういう、淡々としつつ、考えさせられる映画って好きです。